10月5日は昇級審査が行われました。
今回受審したのは、親子でテコンドーを習っている、3級の齊藤さん、10級のケンタ君の二人。
大人でも子供でも緊張した中で実力を発揮する難しさは変わりません。
本番前にどれだけしっかり準備を行ってきたかが試されます。
審査開始前、初めて審査を見学する生徒たちに見学するときの心構えと注意点を伝えます。
受審者の気がそれないように姿勢よく静かに見ることはもちろん、自分が受ける時のために見て勉強することも大事です。
いよいよ審査開始です。まずは10級のケンタ君、課題の最初はトゥル(型)を行います。
一つ一つの動きや力の入れ方から、しっかり練習してきたことが見て取れました。
続いてステップの課題。
12種類のステップを使って軽快に動く必要があります。
最後に蹴りの課題。
蹴りの高さよりも、しっかりと蹴りの体の使い方ができているかが採点のポイントとなります。
最後に礼を行って実技の課題は終了です。
続いて齊藤さん、やはりトゥルから行われます。
上級者ですので、より高い基準で体の使い方や動作の正確性が求められます。
約束組手、パートナーは湯浅さん。
形だけではなく相手との距離感、タイミングがそろっているかが評価の対象となります。
マッソギ(組手)の審査。
攻防の技術に加えて冷静さ、時間中にしっかり動くための体力と、総合力が求められます。
実技の最後はテコンドーの技を用いて、実際に板を割ることで練習の成果を判断します。
手技の課題であるソンカル(手刀)。
足技の課題であるトルリョチャギ(回し蹴り)。
実技の課題が終わった後に知識の審査も行われます。
審査課題の中から動作の名称や意味、技術的なポイントに対する理解度を審査します。
審査の本番では緊張して普段ではしないような間違いをしてしまうこともありますが、大人でも子供でも本番で練習の成果をすべて発揮するのは非常に難しいです!
二人とも、今回の審査でできた部分にはしっかり自信を持って、上手くいかなかったところは次への糧として、新しい帯が来たらまた次の目標に向かって頑張っていきましょう!!
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